■ 第8回「プロ棋士との集い」開催!
7月21日(日)、午後1時より、第8回「プロ棋士との集い」(日本棋院「お茶の里」入間支部主催、入間市囲碁連盟共催)が入間市中央公民館で開催されました。
開会式は、入間市囲碁連盟会長の永松憲一さんの司会のもと、日本棋院「お茶の里」入間支部の佐藤吉男支部長の挨拶から始まり、続いて来賓のの田中龍夫入間市長、西澤康男入間市教育長、そして、貴堂資彦日本棋院埼玉県支部連合会会長の挨拶がありました。
開会式の最後に、本日日本棋院から来ていただいた、平野則一常務理事、安斎伸彰七段、桑原陽子六段が佐藤支部長から紹介され、その後平野常務理事に代表して挨拶をいただきました。
会のプログラムは、開会式に続いて、プロ棋士の指導碁と、地元のアマ強豪の指導碁、及びプロの先生による「囲碁体験教室」が行われ、その後、大盤解説という流れでした。
体験教室には、小学生から高齢者まで、たくさんの人が参加され、桑原プロとアシスタントの佐藤舞さんの指導のもと、囲碁を楽しみました。これを契機に、更に囲碁を続けてもらえることを期待します。
平野常任理事、安斎七段は、4人ずつ2回の指導碁(計8局)を打たれました。桑原六段は、囲碁体験教室での指導のあと、4局の指導碁を打たれました。
また、この他に、「お茶の里」入間支部の高段者による指導碁がありました。こちらの指導碁の担当は、水村忠洋さん、永松憲一さん、鳥越達彦さん、片平一郎さん、佐藤舞さんでした。なお、佐藤舞さんは、桑原六段の囲碁体験教室のアシスタントをしてからの指導碁でした。
指導碁の終了後、4時20分から、安斎プロの指導碁の大盤解説がありました。取り上げた棋譜は、今回の指導碁で打たれた岩間紀正さん(入間市囲碁連盟2019年夏季大会優勝)との3子局です。
安斎プロの解説の聞き手は桑原六段で、終始なごやかに、分かりやすい解説でした。最前列で見ていた岩間さんも、時々自分がそのその時どんなことを考えていたかなども披露されていました。安斎プロは、岩間さんの最後の死活のミス(中央の石には、活きがあった)さえなければ、完敗の碁でしたと何度も強調されていました。
そして、プログラムの最後は、恒例のプロ棋士との懇親会です。
懇親会は、永松憲一入間市囲碁連盟会長の乾杯の音頭で開始。
平野常務理事、安斎プロ、桑原プロが、参加者の皆さんととても楽しく交流をされ、参加者の皆さんもいろいろな有用な囲碁情報を得ていたようでした。
特に、司会の片平一郎さんが、途中2回ほど、三人の先生方の席替えを提案され、それぞれの先生が三つのテーブルの全員と交流できるよう回られ、プロ棋士との懇親が一層深まりました。
名残惜しいところでしたが、時間となり、最後は3本締めでしめた後、プロ棋士の先生方を中心に参加者全員の記念写真を撮影して、散会となりました。
お疲れ様でした。
全てのプログラムが終了し、午後7時前には解散となりました。(塚)